若いのにむくんじゃう!そんな「むくみ体質」の人もいます


いつからむくみを意識し始めた?

みなさん「むくみ」を意識しだしたのはいくつくらいからでしょうか?少し振り返ってみてください。

社会人になってからむくむようになったのなら、環境の変化や運動不足などが原因と考えられます。30代に入ってからむくむようになったのなら、加齢による代謝の低下が強い要因となるでしょう。

10~20代前半からむくみが出ていたら・・・

10~20代前半の若い時期から、腎臓病を患っているわけでもないのにむくんでいるとしたら、元々むくみ体質である可能性があります。

若い時期は代謝がよいので、普通の生活をしていれば気になる程のむくみはありません。

ところが、元々血管やリンパ管が細かったりすると、体の水分の巡りが悪くなりやすくむくみやすくなります。このようなタイプの人は、冷え症も伴いやすく、手足の冷えや全身のだるさ、頭痛や肩こりなどの不調があったります。

ちなみに体質は母親から受け継ぐことが多いので、母親がむくみやすいかどうかも判断ポイントとなります。

漢方の力をかりてケアしてつきあう

しかし悲観しないでください。

100%むくみを取り除くことはできませんが、工夫し気をつけて生活をすれば快適に毎日を過ごすことも可能です。

塩分をとりすぎない、水分をこまめにとる、定期的に運動をするなど、むくみを取り除くための小さな努力を積み重ねましょう。このタイプの人は女性ホルモンの影響を受けて、月経(生理)前にむくみやすくなりますから、その時期にはリンパマッサージなどのケアを重点的に行うことをお勧めします。

また、体質改善の助けとなるのが、漢方です。漢方は、むくみの治療に効果的で、ひとりひとりの体質の特徴を見極めて漢方を処方してもらえるので、生活改善の効果を上げる手助けになります。専門医や専門薬局にぜひ相談してみてください。

漢方については「漢方ってむくみに効くの?」を参考にしてください。